世田谷区議会議員 ひえしま進(日本維新の会)トピックス

世田谷区議会議員 ひえしま進(日本維新の会)の活動を紹介するブログです。

世田谷区の中高年引きこもりは約5000人! 相談窓口設置を

区内の中高年引きこもりは約5000人!
「8050問題」の相談窓口を早急に設置せよ

川崎市で起きた無差別児童殺傷事件、練馬区の元農水次官による長男殺害事件など、「引きこもり」にまつわる事件が多発しています。これまで、引きこもりは10・20代の問題とされてきましたが、中高年の増加が大きな課題となっています。40~64歳で引きこもり状態にある人は、国内ではすでに60万人を超え、世田谷区だけでも約5000人に上ると推定されています。引きこもりの多くは親の経済力に頼っており、80歳の親が50歳の子の面倒を見るというような「8050問題」は、親の病気、死亡などによって子の生活が成り立たなくなり、最悪の場合、「孤独死」にも結びつく深刻な事態となっています。これまでの区の対応は、介護、就労、障がい者対策などそれぞれが縦割りで横の連携が取りにくいという弊害があり、引きこもりの実態把握が遅々として進まない現状でした。ひえしまは、これらを改善するため、庁内横断の中高年の引きこもり専門窓口と専門部署を設置するよう強く求め、区も前向きに検討することを約束しました。

世田谷区は子宮頸がんワクチン接種の勧奨を!

科学的証明ない副反応に臆せず
子宮頸がんワクチン接種希望者へ配慮を

定期接種化されているにも関わらず、接種者が激減している子宮頸がん(HPV)ワクチン。小学6年生~高校1年生の女子が対象者ですが、アナフィラキシー症状などがその副反応ではないかと報道され、厚労省も接種勧奨を控えるよう勧告しています。しかし、ワクチンとの因果関係はまったく科学的に証明されておらず、噂だけが広まり、多くの方にいたずらに恐怖感を植えつけている状況にあります。子宮頸がんワクチンの有効性を認識している接種希望者に、世田谷区は「無料」であることを明確にせずにきました。なかには自費で全額5万円を負担したという方もいました。ひえしまはこの事態を問題視し、希望者にはわかりやすい周知を徹底するよう強く求め、区も対応を約束し、HPもリニューアルさせました。ワクチン接種忌避は、WHO(世界保健機関)も「世界の健康に関する10の脅威」の1つに数えており、ひえしまは議員の立場で、正しい知識の啓発にも努めてまいります。

子育て政策に本気でない保坂区政 ベビーシッター助成を導入せよ!

子育て政策に本気でない保坂区政
ベビーシッター助成を導入せよ!

世田谷区の子育て政策は甘すぎます。保育園の増設などは必要な施策ですが、区内の地価は高く、地理的にも適した用地の買収が滞っています。しかし、区内転入者は増加する一方。共働き家庭の負担は解消されず、保坂区政の“本気度”が試されています。そこで、ひえしまはベビーシッター助成を提案。子が保育園に入園できない場合、どちらかの親(多くの場合は母親)が退職することなく、新たな入園先が見つかるまでの間、希望者にベビーシッターを活用してもらう。しかも、その費用を区が負担するというものです。実は、東京都がすでにスタートしている事業で、お隣の目黒区、大田区などは導入していますが、世田谷区は「検討する」と言うのみで、まったく前向きではありません。待機児童解消には一つの手段だけでなく、様々に講じていかなければなりません。引き続き、ベビーシッター助成の実現へ向けて取り組んでまいります。

ペットの生体展示販売の問題について

区はもっと動物愛護の精神を高めよ!
ペットの生体展示販売の問題について

私ひえしまは、これまで動物愛護の観点から、ペット殺処分ゼロへ向けた活動をしてまいりました。本年6月に国会で改正動物愛護法が成立したのを受け、単身者が死去するなどペットが行き場を失った場合やアニマル・ホーディング(多頭飼育崩壊)の問題を取り上げ、区の対応を問いました。また、先進国ではもはやほとんど行われていない、動物に過度のストレスを強いるペットショップによる生体展示販売について区の見解を質し、保健所の意識向上の必要性についても指摘しました。この分野の具体的な対応は、国や都に負うところが多くありますが、だからといって区が何もせず手をこまねいていてよいわけではありません。そもそも、動物愛護の精神の涵養は、子どもの頃からの動物とのふれあい、飼育の経験が大きな影響を及ぼすといわれています。しかし、教育現場では様々な理由から学校の飼育小屋が減るなど、子どもたちが動物と接する機会が少なくなっています。教育委員会には子どもたちが動物との貴重な体験、思い出づくりができるように、一層の努力を行うよう促しました。ひえしまは、引き続き区議会で動物愛護について真剣に取り組んでまいります。

区市長でただ1人! なぜか奉祝委員に就かない保坂区長

区市長でただ1人!
なぜか奉祝委員に就かない保坂区長

世田谷区議会は賛成多数で「天皇陛下御即位を祝する賀詞決議」を可決しました。もちろん、ひえしまも賛成。反対した会派は、立憲民主党社民党共産党生活者ネット、レインボー世田谷でした。議会の総意は明らかとなりましたが、保坂区長の心境はいかがなものでしょう? 超党派の各議会議員、首長、財界など各界代表でつくる「天皇陛下御即位東京都奉祝委員会」では、保坂区長だけが奉祝委員に就任していません。都内の特別区長、市長は全員就任しています。いったいナゼでしょう? 世田谷区長は陛下のご即位をお祝いしたくないのでしょうか。

世田谷区中央図書館の機能拡充について

子どもや高齢者、身障者ファーストの施設に!
中央図書館の「Touch the World」、機能拡充について

区立中央図書館にある多文化体験コーナー「Touch the World」。ネイティブ・スピーカーとやり取りしたり、巨大ジオラマなどを使った映像や音声を通じて、海外の文化をバーチャル体験できる最新機器を備えた英語施設です。ひえしまが視察に訪れると、平日午前は小学4年生が移動教室として活用していましたが、その他の時間帯はガラガラ。すでに初期投資に約4500万、年間の民間委託費は約2200万円もの税金が投じられています。設備はたいへん立派で、このままでは宝の持ち腐れ。もっと有効活用すべく区民ニーズに的確に応えられるよう、教材やイベントスケジュールの見直し、SNS等を活用した積極的な情報発信を求めました。

また、中央図書館は現在、機能拡充のためリニューアルする検討が行われています。そのゾーニング案のなかで、「子どもエリア」を現行の1階から2階に移すというものがありました。しかし、エレベータは1台しかなく狭い。バギーや車椅子使用者にとっては利用しづらい。しかも、混雑時は階段に回らなくてはならず、高齢者にとっても非常に不親切です。区民からの要望を受け、「子どもエリア」はぜひとも1階に設置するよう主張し、利用者ファーストのゾーニングを求めました。